製品レビュー:Pro-G by FabFilter

以下は、DDMF Plugindoctorで各Styleのゲートの挙動を比較した画像です。
やはりこの手のものは耳で判断すべきではありますが、ある程度は挙動の違いを把握しておくと選択を迫られたときに役に立つかもしれません。

なお、Pro-Gのパラメータは特徴を捉えるためにStykeごとに操作しており、均一ではありません。

Classic… ゲート開閉ともにS字に近いカーブ です。
Clean… 先ほどのClassicに比べると開きはじめのカーブが急です。
Vocal… カーブだけ見るとCleanとほとんど判別できませんが。Thresholdを操作すると、上記2つのStyleではスレッショルドに至らないレベルでも徐々にゲートが効いてくるのに対し、Vocal Styleではスレッショルドを越えるまでは反応がなく、越えた途端に効いてくるのがわかります。
Guitar…挙動にやや掴みどころがないのですが…Rangeを最大にしない場合、Attackは「逆Hold」といいますか、常に早いAttackの開始遅延時間を設定しているようにみえます。また、これまで提示したStyleの中で唯一Auto Releaseが効いているのか、Attack Timeの設定に応じてRelaseのHold Timeも変化しました。

オマケ

bx_console 4000E…アタックは非常に速く、Releaseにはこれに比例して伸びる隠しHold Timeがあるかのような挙動を示しました。またTMTのステレオ・ペアの中には左右の挙動がかなり異なるものもありました。

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FabFilter / Pro-G

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